その名の通り体を焼く目的で行く日焼けサロン。
かなり流行した時期に比べると利用者は減った
ようにも見えますが、未だに根強い人気があるんですよ。
行ってみたいと興味を持っている人もいるのではないでしょうか?
でも日焼けサロンって体への影響がないのか心配ですよね。
今回は日焼けサロンの効果や体への影響がないのか
調べてみました。
知っておきたい!日焼けサロンでのシミの発症と予防について!
日焼け=シミが出来る、というイメージありませんか?
日焼け止めなどのCMを見ていてもシミ対策という
言葉をよく耳にする気がします。
紫外線を浴びると皮膚内部のメラノサイトが活性化。
メラノサイトはメラニンを生成しているのですが
このメラニンがシミの元となります。
紫外線を浴びメラノサイトが活性化することで
メラニンが過剰に生成されてしまいます。
つまりシミの原因となるものが紫外線を浴びる
ことでどんどん作られてしまうのです。
日焼けマシーンというものは人工的に紫外線を
作り出して肌を焼いています。
紫外線をあてていると聞くとやはりシミが出来て
しまわないか心配になりますね。
でも実は日焼けサロンは太陽光に比べると
シミが出来にくいともいわれているんです。
これって本当なのでしょうか?
紫外線には波長の短いUVB、UVCと波長の
長いUVAがあります。
とくに害があるといわれているのがUVBとUVCです。
日焼けサロンでは害の少ないUVAを使用している
ため、肌への負担は少ないと言われています。
しかしこれはあくまでも日焼けサロン側の説明に
用いる表現です。
説明をするときにお客様が不安になるような
ことは言えないですもんね。
たとえ害の少ないUVAだとしても、浴びれば
シミを引き起こす可能性はあります。
日焼けサロンの利用を検討している方は、シミの
リスクは理解したうえで行くことをおすすめします。
本当はどうなの!日焼けサロンで焼くのは体に悪いのか??
先ほどもお伝えしたように日焼けサロンはUVAに
よって日焼けを施します。
UVBやUBCに比べると害は少ないかもしれませんが
あくまでひどいものと比べた場合です。
決して害がないものとは言えません。
UVAにも様々な体への影響が懸念されます。
見た目から言うと、シミだけではなくしわや
たるみの原因にもなります。
UVAは“光老化”につながります。
普通であれば加齢と共に肌は衰えていきます。
これを自然老化をと呼びます。
光老化とは紫外線(UVA)を浴びることで加齢で
起きる肌の老化と同じような症状を引き
起こしてしまうのです。
年齢が若いうちに浴びると肌の老化も
早まる可能性があるのです。
また紫外線は目にも悪いと言われています。
日焼けサロンではマシーンの中に入る時に目を
閉じるように説明されます。
目をあけていると強い紫外線を浴びるので、目に
炎症を起こすことがあるのです。
ひどい場合には白内障になってしまう可能性も。
目を閉じるだけでなく、備え付けのゴーグルがあれば
必ず利用するようにしましょう。
もうひとつ気になるのが“発がん性”の心配です。
アメリカ皮膚学会によると1度でも日焼けマシーンを
使うと、扁平上皮ガンにかかる可能性が67%
基底細胞ガンにかかる可能性が29%も上昇すると
発表しています。
日本ではあまり危険性を大きくはうたっていませんが
海外では日焼けマシーンは危険であると研究結果
として大きく発表し、使用停止を訴えている
ところも少なくないのです。
まとめ
日焼けサロンは肌や体への何かしらの影響は
あると考えておいた方が良いでしょう。
日焼けサロンに通っているけど、何も体に影響は
ないという方もいるようですが、今でていない
感じていないからといって安心してはいけないのです。
紫外線による影響はすぐには感じません。
忘れたころに現れるのです。
日焼けサロンにはもちろんデメリットばかりでは
ありませんが、行く場合はしっかりデメリットを
把握したうえで行くことをおすすめします。