100人ママの子育て日記

【大人も知らない】サンタクロースってどこの国の人ですか?/クリスマスの常識

【大人も知らない】サンタクロースってどこの国の人ですか?/クリスマスの常識

 

子供たちが心待ちにしているクリスマスが

いよいよ目前に近づいてきました。

 

クリスマスといえばいい子にしているとサンタクロースが

「プレゼントを持ってきてくれる」というのが

日本では一般的ですね。

 

子供のしつけなどにもしばしば使われるサンタクロースでは

ありますが、では、いったいどのような背景で生まれた習慣

人物像なのかあなたは説明できますか?

 

ここでスラスラっと応えることができたら、子どもたちも

きっとママを尊敬してくれること間違いなしです。

 

えっ!サンタクロースの本名があるってほんと?/実モデルがいた!?

 

 

サンタクロースの本名といっても、赤い服に白いひげを

蓄えたおじいさんのことをサンタクロースというのでは?

と思いませんか?

それは半分正解で半分はずれです。

 

サンタクロースというのはいわば伝説上の存在ですので

「人魚」や「ネッシー」というような呼称です。

 

ではサンタクロースには本名はないのかというとこれも

ちょっと違ってくるのです。

 

サンタがすんでいるとされる土地の一つである

グリーンランドにあるグリーンランド国際サンタクロース協会に

認定されると山田さんでも田中さんでも

サンタクロースを名乗ることができます。

 

はい。これでサンタクロースにも本名があるということがわかりました。

 

しかし、ここでの「サンタに本名があるかどうか」という

疑問の答えはこれではないですよね。

 

そもそも、「サンタクロース」という存在はどのようにして

生まれたのでしょうか。

 

それを説明するには時代をずっとさかのぼって

4世紀へ思いを馳せてみましょう。

 

4世紀の東ローマローマ帝国小アジア(現在のトルコ周辺)の

ミラという町に、ニコラウスという名の

カトリック教会司教(教会の中で最高の位、偉い人)がおりました。

 

ニコラウスは大変裕福な家に生まれ、困っている人や貧しい人を

助けるような優しい人でした。

 

そんな彼の家の近所には貧しさのあまり3人の娘を

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身売りしなければならないという窮地に立たされた一家がありました。

 

そのことを知ったニコラウスは一家を不憫に思い

その家の煙突から金貨を投げ入れたのです。

 

その金貨のおかげで娘たちは身売りをすることなく

幸せに暮らしていくこととなりました。

 

ニコラウスは聖職者でしたので、『聖(セイント)』と

頭につけてセント=ニコラウスとよばれるようになったのです。

 

セントがサンタに、ニコラウスがクロースに代わって

現代のサンタクロースとなりました。

 

サンタクロースの起源であるフィンランドでは?自国ではどんな風に伝えられている?

 

 

サンタクロースがセント=ニコラウスということは

ここまででわかりましたね。

 

では、その金貨を投げ込んだエピソードがどのように

今の日本のクリスマスになったのでしょうか。

 

ここまでの話でニコラウスが煙突から金貨を投げ入れたことが

煙突からサンタクロースが入るということに

なったのは容易に想像できますね。

 

実はそのニコラウスが投げ込んだ金貨がたまたま

暖炉にかけて乾かしていた靴下の中に入っていたという

エピソードも言い伝えられているのです。

 

さて、サンタクロースといえばフィンランドという方も

おられると思いますが、ここまで見てみると現住所は

フィンランドではあっても起源はフィンランドではなく

現代のトルコだということです。

 

トルコで生まれた言い伝えが、オランダに伝わり、オランダから

アメリカに移住した方たちによってアメリカで広まったのが

サンタクロースの言い伝えなんですね。

 

サンタクロースはトナカイで移動するため、トナカイが

いるところ→寒いところ→北極やアラスカという流れになっていたようです。

 

フィンランド発の言い伝えじゃないんだよ!とさりげなく教えちゃいましょう。

 

        まとめ

 

いかがでしたか?

 

てっきりフィンランドで生まれた言い伝えかと思いきや

トルコだなんて少々意外ですよね。

 

でもこういう『実は・・・』という話は大人も子供も大好きです。

 

ひけらかさないでさりげなく、蘊蓄を披露してみましょう。

 

 

 

 

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