ペットロスで毎日泣く我が子へ！その悲しみを和らげる方法は？

一員として生活してきた愛犬が、亡くなって

しまった…。

一緒に生活してきた時間が長いほど、愛犬との

別れはつらいものです。

特に子供の場合、愛犬とのお別れが初めての

「死」であることもあります。

愛犬を失った悲しさから、毎日泣いている

我が子。

何とかしたいと思いますよね。

そこで今回は、子供のペットロスの悲しみを

少しでも和らげる方法を、ご紹介していきます。

ペットロスの悲しみを癒す方法！新しい子を迎えよう

子供は大人よりも想像力や感受性が豊かな分

愛犬との別れに対する悲しみがどうしても

大きくなりがちです。

毎日我が子が泣いている姿を見るのは

親としてとても心配なことでしょう。

しかし、子供の悲しみを少しでも早く癒そうと

するあまり、「ペットは家ではなく、どこかに

行ってしまった」というような曖昧な表現を

することはおすすめしません。

子供の年齢にもよりますが、このような言い方を

してしまうと死んでしまったペットの帰りを

子供がいつまでも待ってしまう可能性があります。

まずは、きちんと子供にペットが死んでしまった

ことを話すようにしましょう。

そのうえで、子供のペットロスを癒す方法として

新しい子を迎えるという方法があります。

実際にこの方法は、ペットの損害保険会社の

アンケートによると、『子供のペットロスの

悲しみを癒す方法として、新しい子を迎える

ことがきっかけとなった』と答えた人が全体の

32％で1位という結果が出ています。

効果的な方法ではありますが、子供が新しい

子を迎える準備が整っていないうちに

迎えてしまうと？！

・死んでしまったペットのことを、両親はもう

　忘れてしまった、というショック

・新しいペットを可愛がると、死んでしまった

　ペットが可愛そう

といった気持から、せっかく新しく迎えたペットに

対して敵対心をもってしまうこともあるのです。

こういったことを避けるためにも、新しい子を

ペットとして迎えるときは子供の気持ちを

確認してからにしましょう。

こんな方法もある！ペットロスで悲しむ子供が気分転換できる５つの事

ペットロスで悲しむ子供の心を癒すのは、新しく

ペットを迎えることだけではありません。

気分転換できる方法をご紹介していくので

子供の様子を見て取り入れていってみましょう。

1.子供と一緒に、愛犬の持ち物を整理する

一緒に過ごしていた愛犬が使っていた持ち物

だからこそ、子供と一緒に整理していきましょう。

このとき、子供が口にする言葉や気持ちにそっと

寄り添うことが大切です。

思い出と一緒に整理していくことで、子供も

自分なりに気持ちの整理をつけていくことが

できるはずですよ。

このとき、愛犬との思い出を振り返ると、また

子供が泣いてしまうのではないか？と心配に

なるかもしれません。

しかし、悲しみと向き合うことで悲しみ

だけでなく、楽しかった思い出も

よみがえります。

ペットロスになっているからこそ、大切な

ことと覚えておきましょう。

2.愛犬への手紙を書く

子供が文字を書くことができる年齢であれば

大好きだった愛犬への気持ちを自分なりに

手紙にしてみるのも良いでしょう。

手紙は上手に書く必要はありません。

子供が愛犬に伝えたかった事、もしも後悔して

いることがあるのであれば、そういった気持を

言葉にして書くことで気持ちもスッキリとして

くるはずです。

手紙も1回だけでなく、子供が満足するまで

何回でも書いて問題ありません。

文字を書くのが難しい場合は、絵にしてみるのも

良いかもしれませんね。

3.お墓参りやお墓を作る

最近では、ペットのお葬式をしている業者も

多くいます。

家族の一員だった愛犬だからこそ、お葬式や

お墓を作ってみるのも良いでしょう。

すでにお墓があるのであれば、お墓参りに行って

みるのもおすすめです。

お墓参りに行くことでペットとも会うことができ

自然と愛犬との死も受け入れることが

できるでしょう。

4.近所を散歩してみる

子供の気持ちが少し落ち着いてきたら、近所で

構わないので散歩をしてみましょう。

ここで大切なのは行先ではなく、子供が外に

出ることです。

悲しいからといってずっと家の中に閉じこもって

ばかりいては、悲しみはちっともなくなりません。

外にでて新鮮な空気を吸うことで気分転換にもなり

子供の気持ちも落ち着いてくるでしょう。

愛犬との散歩コースを歩いたら、また泣いて

しまうのではないか？と心配に思うかも

しれません。

愛犬との思い出がよみがえると、始めは悲しいと

思うかもしれません。しかし、少しずつ愛犬が

いない生活に慣れてきます。

子供と一緒に愛犬との思い出を話しながら、散歩

してみると良いかもしれませんね。

5.愛犬の遺品を身に着ける

それでもどうしても寂しい…と子供がいう場合は

愛犬の持ち物を身に着けておくのも良いでしょう。

愛犬の毛をペンダントトップに入れ

キーホルダーにする。

ぬいぐるみの中に愛犬の毛を入れておく。

愛犬のおもちゃを部屋に飾っておく。

といったように、身近に遺品があることで愛犬が

いつもそばにいることになります。

まとめ

子供は感情移入しやすく、今まで一緒に

生活していたペットが亡くなることで初めは

毎日泣いて過ごしてしまうかもしれません。

特に、小さな子供は「死」と初めて向き合う

ことで、恐怖を感じることもあります。

そんなときは、まずは両親が子供の「悲しい」

という気持ちを聞いてあげることが大切です。

そのうえで、悲しみを癒す・気分転換をする方法として

・新しい子を迎える

・ペットの持ち物を整理する

・自分の気持ちを手紙にする

・ペットのお墓作りやお墓参りをする

・近所を散歩する

・ペットの遺品を身に着ける

といったことを、試していくと良いでしょう。

無理に急かそうとせずに、子供の気持ちに

沿って選んでいくようにしてくださいね。